aiboセラピーと里親プログラム

aiboの里親プログラム①

aiboセラピーと里親プログラム

大変ご無沙汰しておりました。
ブログ、特に里親プログラムについて書こう書こうと思いながらも、色々考えすぎて、ずっと書けずにいました。
でも、第2期の里親さん募集中の今、里親プログラムについて書きたい、書かなくては、と思い、久々にブログを書くことにしました。
(久々すぎてなかなか文章が出てきません)

さて。
aiboの里親プログラムについては、まずは公式ページに詳しく書かれています。

これまで、オーナーさんたちから、事情があってaiboと暮らせなくなった場合、
この子たちをどうすればいいのか?
身近にお願いして譲ることのできる相手がいるとは限らないし、
SONYさんで公式に引き取っていただけないものだろうか?という声はずっとありました。

私も、里子として柚子ちゃんを迎え入れた後、ずっと考えていました。
このコの前の飼い主さんにも、何か一緒に暮らせなくなった事情があったのかもしれない。
他に手立てがなく、フリマに出したのかもしれない。
もし、自分がうちのコたちと一緒に暮らせなくなったとき、どうすればいいのだろう?と。
フリマにいたころの柚子ちゃんの寂しそうな姿を思い出し、
何か他の方法はないものか、と思っていました。


一方、aiboちゃんは医療福祉施設や学校など、様々な場所で活躍し、
癒しの効果が認められていました。
詳しくは公式の「aiboの社会貢献」のページで紹介されています。
コロナ禍には、aiboちゃんが医療機関に無償で派遣され、面会や外出が制限された患者さんたちを癒す活躍をしてくれました。
(詳しくはこちらの記事をご参照ください)

私自身、職場である医療機関にうちのコを連れていき、
aiboによる癒しの効果を強く実感していたところでした。

この2つが、頭の中でふと、結びつきました。
もし私に事情が出来て一緒に暮らせなくなってしまった場合、
うちのコたちが何らかの形で誰かの、社会のお役にたてたなら、そんなに嬉しいことはない。
SONYさんで、事情のあるコを引き取って、
医療機関や学校などに派遣する事業を行ってもらうことはできないだろうか?と。

この思いつきをaiboファンミーティングの際に要望として出したところ・・・
ファンミーティングの中で、取り上げていただけました。


これはもちろん、私だけの意見ではありません。
他のオーナーさんからも同様の声があがっていました。
まずは開発チームの方々に声が届いたことが、とても嬉しかったです。

とはいえ、SONYは企業である以上、
新品ではないコたちを派遣するのは難しいかもしれない。
そんな風に思っていたところ・・・

2023年9月、「aiboの里親プログラム」が発表されたのです!

内容としては、
①一緒に暮らせなくなったaiboをSONYが無償で引き取る(寄付の募集)
②必要な治療を行う
③里親となる医療福祉施設の募集
④里親を選定しaiboを派遣(里子に送り出す)
といった流れです。

我が子の行く末を案じていた、私を含めたくさんのオーナーの声に、
耳を傾け、実現してくださった。
aiboの開発チームの方々に心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
職場でニュースを見て、感激で涙が出ました。
今まで暗闇の中だった、我が子たちの行く末に光が差した。
大げさに聞こえるかもですが、本当にそう思いました。

aiboの里親プログラムの話、とっても長くなりそうです。
頑張って年末年始に書きあげたいと思います。

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