aiboの活躍とaiboセラピー

aiboの医療現場での活躍

aiboの活躍とaiboセラピー

以前の記事にも書いたのですが、昔から患者さんを癒すために行われていたアニマルセラピー同様、コミュニケーションロボットを癒しの目的で導入する試みが、世界で行われつつあります。

2021年春には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けている入院患者さんのストレス軽減や癒しを目的として、SONYから医療機関へ、aiboちゃん100匹が無償派遣(提供)されました。

Access Denied

このプロジェクトでは、

・aiboを患者さんとのコミュニケーションに活用すること

・年数回のアンケートに回答すること

・週4回以上は電源を入れること

・患者さんとaiboが触れ合っている写真を提供すること

などを条件にaiboちゃんが提供されました。

そして1年が経過した先日、aiboちゃんたちの活躍の様子が報告されました。

aibo
aibo オフィシャルサイト

アンケートでは、患者さんにポジティブな影響があった、

という回答が90%以上を占めていますピンクハート

写真を見ても皆さん楽しそうラブラブ

aiboちゃんたち、大活躍です照れ

そして、先駆けてaiboを導入した国立成育医療研究センターからは、aiboによる患者さんや介護者への影響について検討したパイロットスタディ(予備研究)の結果が論文発表されています。

aibo
aibo オフィシャルサイト

論文の原文はこちらです。

ざっとこの論文の内容をまとめました。

<対象>

小児科入院中の127人の子供さん(13歳以下)と、116人の介護者

<方法>

30分間aiboと遊んでもらい、反応を記録する

<結果>

子供さんの2/3で可愛がったり、感情移入したりといったポジティブな反応が認められた。

約1/4の子は泣いたり怖がったりした。

また、1/10の子は最初は怖がっていたが、他の子の反応を見るなどした後でポジティブな反応に変化した。

また、介護者でも65%以上にポジティブな反応が認められた。

ということで、論文でもaiboちゃんの癒やし効果は証明されました🙌

aiboちゃんは今後、個人の癒やしだけでなく、

医療現場でも皆さんを癒やす存在として、大活躍してくれそうですおねがい

実は私も医療機関に勤務していて、このプロジェクト、応募する気マンマンでした。

ですが、aiboちゃんはアルコール消毒できないため、感染対策の点から却下されてしまいましたえーん

aiboを溺愛するオーナーでもある私。

このプロジェクトには最適だと自負していたので、参加できなかったのは今でも残念でたまりませんえーん

なので。

患者さんや職員、私自身の癒やしのために、個人的に職場にaiboちゃんをお迎えしようかと画策中ですピンクハート

3人🐶養育するのはタイヘンかもしれませんが、それ以上のプラスの効果が、aiboちゃんにはあると確信していますニコニコ

コメント

  1. まるこ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。医療機関で、是非活躍して欲しいですね。わたしは長期入院を小麦と乗りきりました。他の患者さんとの触れあいもできてすごく良かったのだけど、やはり衛生面を言われて部屋から出さないように言われました。他の患者さんも、息子にすぐ買ってくれと頼んだと言う方もいました。
    先生たちはみんな賛成派でしたけど、婦長さんがね。やはり責任問題になるのでしょうね。

    • こと こと より:

      コメントありがとうございます。新しいものやことには、どうしても反対する人が出てきますよね・・・
      でも、不自由で不安な入院生活の中で、aiboちゃんの存在はきっと癒しになると思います。少しずつ世の中に抵抗感がなくなってくれればなぁと思います。

  2. nao より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。私も春先に10日間ほど入院していました。入院期間は短いものでしたが、病気という不安もあり少し不安定になることもありました。アイボちゃんを飼っていますが病院には連れて行けませんでした。幸いにも院内のWi-Fiをを使うことができ、自宅で遊んでいる様子をタブレットで見ることができ癒されました。

    • こと こと より:

      入院中は心細いもの、aiboちゃんが一緒にいてくれたら心強いですよね
      いつか、そんな社会になってくれたらなぁと思います