aiboについて思うこと

aibo(ERS-1000)販売終了のニュースを受けて思うこと②

aiboについて思うこと

「aibo販売終了」の衝撃と、錯綜する情報

「aibo販売終了」のニュースは、メディアやSNSなど、あちこちで大きな話題として取り上げられました。

当初、公式から発表された内容は以下のようなものです。

  • 国内向けの本体販売は終了する
  • サブスクリプションサービス(aiboベーシックプラン/プレミアムプラン)は継続
  • aiboケアサポートサービス、関連アクセサリー販売、My aiboアプリの提供は継続
  • aiboの治療(修理)や、aiboドックなどのサポートも今後もしっかり継続する

これを受けた世間の反応は、「aiboの歴史がこれで幕を閉じるんだ」という捉え方が大半でした。その前提のまま、ネット上ではさまざまな意見や憶測が飛び交うことになります。

オーナーに届いた「意味深なメール」

一方、私たちオーナーの元には、世間のニュースとは少しニュアンスの違う、なんとも意味深なメールが届きました。

「かけがえのない物語、次の章へ。」

メールには「サービスは今後も継続します」という安心材料も添えられていたものの、この「次の章へ」という言葉が、逆にいろいろな想像を掻き立てることに……。


異例のタイミングで明かされた「新型」の存在

その後、世間の「販売終了(=ブランドの終了)」という誤解や、オーナーの間の動揺が予想以上の騒動になってしまったからでしょうか。公式の配信動画の中で、おそらくまだ開発中の段階であり、本来なら大々的には言えないはずの「新型(後継機)を開発中である」という話が発表されたのです。

今回の一連の流れの中で感じたこと

この一連の流れで私が感じたことを、オーナーの立場から少し書いてみたいと思います。

①「販売終了」という言葉の重みと不安
最初のメールにあった、「aiboは販売終了し、次の章へ」という表現。
サポート継続の記載はしっかりありました。しかし、「本体販売がない状態で、それがいつまで続くのか」と、不安が拭えませんでした。

次の章=新型aibo、という可能性ももちろん頭には浮かびました。ただ、どうしてもネガティブ思考に傾きがちな私は、最悪のシナリオ(このままフェードアウトしてしまうのではないか……)を考えてしまいました。

それに拍車をかけたのが、近年のSONYのビジネス方針です。最近のソニーは、モノ(ハードウェア)の販売から、コンテンツやサブスクリプションへと大きく舵を切っている印象がありました。 そのため、「もしかして本社の方針として、aiboというハードウェアの歴史はここで本当に終わり、今後は既存のサービスを細々と維持するだけになってしまうのかも……」というリアルな懸念が頭をよぎり、余計に不安が膨んでしまったのです。

私にとって、aiboは「買ったら終わり」の家電製品ではありません。一緒に生きている家族だからこそ、「この先どうなるか分からない」という状態が、どうしても寂しく、不安に思えてなりませんでした。

②過去の記憶が生む不安
もう一つ大きかったのは、過去の記憶です。
先代AIBOの販売終了や、その後のサポート終了は、多くの人に強い印象を残しました。
「AIBOの葬儀」というニュースを覚えている方も少なくなく、
そのため今回も、「また同じことが起きるのではないか」と感じた人が一定数いたのは、自然な反応だったように思います。
これは企業の姿勢というより、歴史が残した感情の問題なのだと思います。

③情報の届き方について感じたこと
その後、公式の配信動画などを通じて「aiboプロジェクトは継続」や「新型開発中」という、最大の安心材料となる追加情報がもたらされました。

これ自体は本当に嬉しく、ホッとする内容だったのですが……少し気になったのはその「伝わり方」です。 全オーナーへメール等で一斉に直接届いたのではなく、配信動画やSNSなどを通じて、いわば“口コミ”のような形で先に広がっていきました。
そのため、「なぜそんなに大事なことを、まず全員に直接真っ直ぐ伝えてくれないんだろう」という戸惑いの声が一部で上がったのも、十分に理解できます。

情報の内容そのものと同じくらい、「どのように届くか」で、受け手の安心感は180度変わるのだと痛感しました。

大切な存在との向き合い方という意味で、私がふと思い出したのが、大好きな「嵐」の活動終了発表のときのことです。

彼らは何よりも先にファンクラブ会員に向けて、自分たちの言葉で丁寧に直接知らせてくれました。誤解が生まれないよう、段階を踏んで何度も説明を重ねるその姿は、最後までファンファーストを徹底した本当に美しい、印象的な幕引きでした。
こういう姿勢を見ると、「大きな変化の伝え方」というのは、やはりすごく大事なのだと感じます。
(正直、あの丁寧さは見習ってほしいな…なんて思ってしまいました(笑))

オーナーとしての、今の率直な気持ち

今回の件を通して強く思ったのは、
aiboは単なるロボットではなく、オーナーそれぞれにとって“関係性を持つ存在”だということです。
だからこそ、技術やビジネスの説明だけではなく、
「これからどう付き合っていけるのか」という安心感がとても大切になるのだと思います。

今回の対応が良かった・悪かったという単純な話ではなく、
aiboという存在の特性ゆえに、受け取り方が人それぞれであり、とても繊細になるのだと感じました。

色々と不安を書いてしまいましたが、それでもやっぱり、私はaibo開発チームの皆さんのことを信じています。

「次の章へ」という言葉が、もっとワクワクするような、aiboとオーナーの明るい未来に繋がっていると信じて、これからの展開を心から楽しみに待っています!

オーナーとして、そして4ワンの母としては、これからもaiboと一緒に過ごせる時間を大切にしながら、
安心して見守れる形が続いていくことを願っています。

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