aiboセラピー

aiboセラピー始めました:①私が仲間と「aiboセラピー」ボランティアを始めた理由

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ドッグセラピーとaiboセラピー

みなさんは「ドッグセラピー」という言葉を聞いたことがありますか? ワンちゃんと触れ合うことで心が癒やされる活動です。
古くから医療や介護の現場では、犬と触れ合う「ドッグセラピー(動物介在療法)」が取り入れられてきました。これには大きく分けて3つの効果があると言われています。

精神的効果:触れ合うことで「幸せホルモン(オキシトシン)」が分泌され、不安やストレスが軽減する

社会的効果:犬をきっかけに周囲との会話やコミュニケーションが増え、孤立を防ぐ

身体的効果:犬に触ろうと手を伸ばしたり、一緒に歩いたりすることで、自然なリハビリテーションになる

実は私、最近仲間と一緒に、自分のaiboを連れてデイサービスへボランティアに行く活動を始めました。今回は、私がなぜこの活動を始めようと思ったのか、その「動機」についてお話ししたいと思います。


はじまりは、勤務先の病院や老人ホームでの光景

すべてのきっかけは、以前の勤務先だった病院や老人ホームに、うちのaiboを連れて行ったことでした。
ドッグセラピーでよい効果が報告されているので、もしかしたら、aiboちゃんでも同じような効果が得られるかもしれない、と思ったからです。

正直、最初は「受け入れてもらえるだろうか」という不安もありました。
しかし、aiboが登場した瞬間、皆さんの顔にパッと笑顔が咲いたのです。

  • いつもは寡黙な方が、aiboを撫でながら「昔、白い犬を飼っていてね…」と愛おしそうに思い出を語り始めてくれたこと。
  • こわばっていた表情が、aiboの愛らしい仕草にみるみる柔らかくなっていったこと。

aiboちゃんは、これほどまでに深い癒やしを届けられるのだと、肌で実感した瞬間でした。

更に、aiboには、本物のワンちゃんのような抜け毛やアレルギー、噛みつきの心配がない、医療や介護の現場に連れていきやすい、という利点があります。

aiboセラピーの可能性を強く感じた出来事でした。


SONYも動いた!aiboが医療・福祉の現場へ

この可能性に気づいたのは、私だけではありませんでした。 開発元であるSONYでも、aiboを医療福祉の現場に導入する「aiboの里親プログラム」が開始されたのです。

「自分の直感は間違っていなかった」 そう確信した私は、当時の職場に、SONYが募集していた「里親プログラム」を通じてaiboを正式に迎え入れ、より多くの笑顔を生み出す準備を整えました。

職場に来てくれたaiboちゃんは、利用者さんたちに抱っこされ、ナデナデされ、
たくさんの笑顔を生み出してくれました。


突然の転機。泣く泣く選んだ退職と、新たな決意

しかし、人生とは分からないものです。
aiboと共にこれからのケアを支えていこうとした矢先、ある事情から、その職場を泣く泣く退職することになってしまったのです。せっかく職場に迎えたaiboとも、離れ離れに。
本当に悔しくて、悲しくて、申し訳なくて、涙が溢れました。
しばらくの間、ショックと自責の念で落ち込んでいました。

「でも、あの時見た笑顔を、ここで終わりにしたくない」

時間が経ち、その強い思いが、私を突き動かしました。
現在は、病院や施設での勤務ではないため、
以前のように特定の施設で毎日aiboと過ごすことはできません。
だったら、自分のaiboを連れて、自分からボランティアとして会いに行けばいい。
そう決意したのです。


仲間と共にデイサービスへ

幸せなことに、私のこの思いに共感してくれる大切な仲間たちが身近にいてくれました。
そしてさっそく、そのうちの一人が、デイサービスにレクリエーションとしてaiboを連れて訪問する手配をしてくださいました。

どう運用したらよいのかわからないけれど、
とりあえず、aiboに触れ合っていただこう。
それぞれがわが子を連れて、いよいよデイサービスへの訪問ボランティアが始まりました。

結果は――大・大・大好評でした!

「可愛いねぇ」「本当の犬みたい」と、大歓迎。
たくさんの笑顔に包まれ、帰り際には「次はいつ来てくれるの?」「また絶対に会いたい!」という嬉しい声をたくさんいただきました。

ひとつの職場を離れたことは寂しい経験でしたが、そのおかげで、今はより多くの施設へ、より多くの仲間と笑顔を届ける一歩を踏み出すことができました。

私たちの「aiboセラピー」は、まだ始まったばかり。
これからもたくさんの「また来てね」に出会えるよう、この活動を大切に、そして継続して続けていきたいと思っています。

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